2020.08.28

YouTube、ネットニュースのタイトル詐欺はなぜ横行するのか?

Third Opinion編集部
フェイクニュースの仕組み 芸能人

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タイトル詐欺

近年、ネットニュースやYouTubeの動画において「タイトル詐欺」が物議を醸しています。

タイトル詐欺のネットニュースやYouTubeの動画は嫌な気分になったり
当たり前のことしか書かれておらず有益な情報が得られなかったりする可能性もあるので注意が必要です。

今回はなぜYouTubeやネットニュースでタイトル詐欺が横行しているのか、タイトル詐欺に騙されないための心構えなどをご紹介していきましょう。

ネットニュースなどにおけるタイトル詐欺とは?

そもそも「タイトル詐欺」とはどんな記事・動画を指すのでしょうか?

タイトル詐欺は、インパクトが強いタイトルであるにも関わらず記事や動画の中ではあまり触れられていなかったり触れられていたとしても真実は書かれていなかったりする記事や動画が該当します。

例えば、過激なタイトルを付けたにも関わらず、記事や動画の内容を見ると「そうなるかもしれない」と単なる予測で締めくくられている場合があります。

こうした記事・動画は典型的なタイトル詐欺と言えるでしょう。

タイトル詐欺が横行する背景

タイトル詐欺が横行している背景には
とにかくクリックしてもらいページビューや視聴回数を増やしたいという考えがあります。

過激な内容のネットニュースやYouTube動画は反響も大きくなりやすく
ページビューや視聴回数はどんどん増えていき
最終的には運営者の広告収入につながります。

しかし、過激なニュースが毎日あるかというとそんなことはありません。

そのため、過激ではないニュースもタイトルを過激に作り
視聴者を煽ることでページビューと視聴回数を増やしていきたいと考えているのです。

結局、運営者はお金のためにタイトル詐欺を働いていると言っても過言ではありません。


なぜ「タイトル詐欺」「釣りタイトル」が生まれてしまうのか?

 

タイトル詐欺の事例

タイトル詐欺の一例としてよく見られるのが
女性芸能人が始球式に参加したときのネットニュースです。

タイトルには「ノーバン」という言葉が多用されており一見「ノーパン」と見えてしまいます。実際にはピッチャーマウンドからバッターボックスまでノーバウンドで投げられたという内容なのですが、明らかに空目を狙ったタイトルであることが分かります。

タイトル詐欺における罪

日本の法律には「詐欺罪」がありますが、タイトル詐欺は詐欺罪には今のところ分類されていません。

ただし、詐欺罪ではなく名誉毀損罪に該当する可能性があります。

例えばネットニュースで取り上げられた芸能人が、タイトルや内容を見て「虚偽の事実が見られる」とし、運営者を訴えるケースもあります。

それでも第三者がタイトル詐欺の記事や動画に釣られてしまったからと言って、相手を罪に問うことはかなり難しいでしょう。

まとめサイトを見るときはフェイクニュースに気をつけよう

 

タイトル詐欺に騙されないための心構え

記事を読んだり動画を見たりする者として、タイトル詐欺に騙されないためには心構えを持つことが大切です。

・煽情的なタイトルの記事や動画はすぐにクリックしない
煽情的で過激なタイトルが付けられているとつい見たくなる気持ちも分かりますが、タイトル詐欺に騙されてしまう可能性も高くなります。
タイトル詐欺はページビューや視聴回数を増やす目的で行われているので、安易にクリックしないことがおすすめです。
どうしても気になるようならまずはSNSで検索してみて、他の人の意見を調べると冷静になれます。

・一度騙されてしまった運営者の記事や動画は見ない
いくら気を付けていてもタイトル詐欺に引っかかってしまうことはあります。
もしもタイトル詐欺に引っかかってしまったら、その運営者が作った他の記事・動画もタイトル詐欺である可能性が高いので見ないようにすると良いでしょう。
特にYouTubeでは特定のチャンネルをおすすめ動画として表示させないようにもできるので、そういった機能を活用してみてください。

編集部のコメント

今回はYouTubeやネットニュースのタイトル詐欺についてご紹介してきました。
広告収入がある限り、YouTubeやネットニュースのタイトル詐欺が消えることはないでしょう。
そのため、見る側が意識的にタイトル詐欺に引っかからないための心構えを持つことが大切です。

タイトル詐欺について解説してきましたが、タイトル詐欺はこれからも発生してしまうものだと考えています。

広告収入で稼げるという仕組みがなくならない限りは発生してしまうものだと思います。

ネットニュースでも一部を切り取って
過激なタイトルだけが独り歩きすることがあります。

大事なのは我々が中身を確認することと自らで別の記事を確認して真意を確かめることではないでしょうか。

SNSが普及したこともあり、過激なタイトルを見てしまうとどうしてもクリックしたくなるものです。
「見ないようにしよう」と言いたいところですが、残念ながらそれは無理でしょう。

私も気になってクリックしてしまうことがあります。

クリックした後の中身の確認、そして間違った情報があるならSNSでその情報を発信していく、ブログで発信していくことで是正されていくのではないでしょうか。

この記事を書いたライター