2020.08.31

偽情報(デマ情報)に騙されない方法を解説!

SNSが発達したことによって、情報の拡散力が飛躍的に高まりました。
そんな中で、偽情報やデマ情報によるトラブルも多く見られるようになってきたのです。
今回は、偽情報やデマ情報に騙されないために知っておきたいポイントを解説していきます。

偽情報、デマ情報が増えている背景

偽情報やデマ情報が増えている背景には、不安感があると考えられています。
新型コロナウイルスに関するさまざまな情報も錯綜していますが、
具体的な対策や治療法が確立していないため、
少しでも手掛かりになりそうな情報に飛びつきたくなるという心理が働いています。

他の偽情報やデマ情報に関しても、
拡散される背景には人々の不安があるケースが多いと考えられるでしょう。

コロナ関連のデマ

新型コロナウイルスに関連する偽情報やデマ情報もネット上にはたくさん広まっています。
その中からいくつかピックアップしてみていきましょう。

イソジンがコロナ対策になる

このような噂を耳にし、うがい薬を買いに行った人も少なくないでしょう。
しかし、QIセンター感染管理室マネジャーの坂本史衣さんは
「ポビドンヨードと新型コロナに関する文献に目を通しているのですが、
PVP-1のうがいで新型コロナ感染症が治る・予防できると言えるような
科学的根拠は今のところ見当たりません」
と、根拠が確立された予防法ではないことを指摘しています。

新型コロナウイルスは高温多湿と紫外線が苦手

専門家の中には、新型コロナウィルスは高温多湿と紫外線が苦手だと話す人がいます。

一方WHOは、
「新型コロナはどれだけ日光が有ろうが、気温が高かろうが感染する」
と警告を出しており、高温多湿の東南アジアでの感染拡大も続いている以上、
現時点で断定するのはミスリードだとされています。

引用元:チェック済み情報まとめ(国内編) | FIJ|ファクトチェック・イニシアティブ

2020年、コロナ禍におけるフェイクニュース対策を解説

ファクトチェックとは?

ファクトチェックは、インターネット上や社会に広がっている情報、
ニュースが事実に基づいたものかを調べるために活用されます。
偽情報やデマ情報を判別するためにも有効で、
事実検証や事実確認と呼ばれることもあります。
公開されている文章や客観的な事実を元に、
情報の真偽を判定するために重要な役割を担っているのです。

ファクトチェックの方法

ファクトチェックの方法についても解説していきましょう。

・事実と意見を区別する
ファクトチェックは、事実かどうかを検証するため、
事実言明に限って検証するというルールが設けられています。
証拠を第三者が確認できる事柄が対象になるので、
過去に起こった出来事が典型例になります。

意見は価値観によって変わってしまうため、
ファクトチェックでは対象にならないという点も知っておくべきだと言えるでしょう。

・証拠に基づいて検証する
ファクトチェックは調査をする中で、手に入れられる証拠に基づいて検証が行われます。
一般公開されていない情報であっても、証拠があればファクトチェックができるのです。
ただし、第三者による検証や確認ができない場合、匿名の情報源に基づく場合は例外となります。

ファクトチェックとは?フェイクに騙されないために

今すぐとれる防衛策

インターネット上には偽情報が溢れています。
その情報から自分自身の身を守るためには、まず自分自身を信用することが重要になります。
SNSには大きな影響力を持つユーザーも多く、
その人たちが発信や拡散している情報を信じたくなってしまうものです。

しかし、その情報が100%正しいとは言い切れないため、
自分自身の考えを信じるようにしましょう。
また、一度立ち止まって考えることも大切になります。
偽情報やデマ情報は、信ぴょう性が高そうな口調で書かれているものですが、
本当に正しいかどうかは分かりません。
情報が正しいかどうかを見極めるためには、立ち止まって考えたり、
他の角度か見たりしてみると良いでしょう。

インターネット上には、偽情報やデマ情報がたくさん流れています。
情報のソースによってはそれを信じても問題ないケースももちろんありますが、
学術的な根拠や科学的な根拠がない情報は偽情報やデマ情報であるケースが非常に多いです。
そのような情報に騙されないためには、偽情報やデマ情報が増えている背景、
真偽を判別するファクトチェックについて知っておくと良いでしょう。
さらに、今すぐとれる防衛策も身に付けておくと騙されにくくなります。

 

編集部のコメント

コロナ関連のニュースを見たとき「この情報怪しいな?本当かな?」と思った経験はないでしょうか。
私はコロナ禍において毎日のようにこういったことを考えています。

なぜこういった偽情報はSNSで拡散されてしまうのでしょうか?
それは残念ながらSNSというプラットフォームの問題や人間の心理的な問題など、
すぐには解決できないような根本的な問題が隠されています。

偽情報に対抗するには「真実」が一番です。
真実を確かめて、真実を拡散させること。これに尽きるのです。
ファクトチェックを行って情報発信をしている団体がありますので、
そういった団体やサイトを活用して偽情報に騙されないようにするというのも一つの手です。

すぐにとれる防衛策として、
SNSで多様な意見を確認するくせをつけるというのはいかがでしょうか。
具体的には、ネガティブな意見とポジティブな意見、両方を確認することです。
解決にはならないかもしれませんが、一つの偏った情報だけを信じずに
色んな意見を見るという癖をつけることで偽情報だと気付けるきっかけになるかもしれません。

この記事を書いたライター