2020.08.31

マスコミは何故叩かれるのか?事例からマスコミの構造を学ぶ。

3rd Opinion 編集部
国内事例 マスコミ

編集部  3rd Opinion 編集部

編集部
3rd Opinion 編集部

マスコミは、ことあるごとに叩かれています。
これまでにフェイクニュースややらせなどで散々叩かれてきたにも関わらず、
マスコミは懲りることなく同じようなことを続けています。

それはいったいなぜなのでしょうか?
今回は、マスコミが叩かれた事例やフェイクニュースを報道する理由、
マスコミの構造、マスコミとの付き合い方についてみていきましょう。

マスコミが叩かれた事例

最近大きな問題になっていたのは、テラスハウスの一件です。
テラスハウスは、台本が一切ないことが売りになっていたリアリティ番組です。

そんなテラスハウスを発端に、
プロレスラーの木村花さんが自殺をするという問題が起こりました。
木村さんが自殺をしたことによって、テラスハウスでのやらせが発覚したのです。
木村さんが大切にしていたプロレスのコスチュームを
メンバーが洗濯して縮んでしまったことをなじり、
そのメンバーのキャップを木村さんが叩き落すというシーンがありました。

このシーンがSNSで大きな話題になり、木村さんに対する非難が殺到しました。
誹謗中傷に心を痛めた木村さんは自殺をしてしまいました。
この問題について2020年7月9日号の週刊文春では、
番組スタッフから「ビンタしたらいいじゃん」と指示されたことが明らかになっています。
この番組自体がやらせの温床になっていたということも判明しています。

マスコミがそのような報道をする理由

マスコミはなぜフェイクニュースややらせを放送するのでしょうか?
それは、多くの人からの注目を集めるためだと考えられます。
インパクトが大きいフェイクニュースを放送すれば、
国民の注目を集めることになりますし、影響力も絶大です。

また、やらせ番組を放送することが娯楽になると勘違いしていると考えられます。
もちろんテレビ番組を放送する中で台本を用意することもありますが、
それが行き過ぎてしまうとテラスハウスの一件のように
大きな問題につながってしまう可能性があります。
それでも続けるのは、マスコミに対する注目度を下げないためだと言えるでしょう。

虚偽報道とは?発生と拡大のメカニズムと事例を解説

マスコミの構造

マスコミの報道が私たちの感覚とずれていて、
多くの人が叩くのは構造的な理由が背景にあります。
マスコミの中でも私たちの目に留まりやすい新聞は、
日刊新聞紙法という法律や再販規制、軽減税率によって守られています。

またテレビ番組は、放送法によって新規参入が実施的に不可能な状態になっているのです。
つまり、新聞社もテレビ局も自分たちの世界だけでニュースを報道できるようになっています。
それに対して反発したいと考えている人がマスコミを叩くのでしょう。

マスコミとの付き合い方

マスコミが発信しているメディアを正しく読み解くためには、
メディアリテラシーを身に付けておく必要があります。
メディアリテラシーは、メディアを受け止めるために必要な能力です。
ここまででも紹介してきたようにマスコミの報道を全て鵜呑みにしてしまうと、
間違った情報を手に入れてしまう可能性が出てきます。
しかし全て信用しないとそれはそれで問題になってしまうでしょう。

自分の中でマスコミの報道を消化していくためには、メディアリテラシーを身に付け、
メディアの利点と欠点をきちんと知っておく必要があるのです。
特に災害や事件が発生したときは、メディアリテラシーを身に付けているかどうかで
影響の受け方がかなり変わってきます。

マスコミを叩く人は昔からいますが、叩く人には叩くなりの理由があるのです。
それは、マスコミがフェイクニュースややらせを
何も問題がないかのように放送していることが原因になっているケースが多いです。
テラスハウスのように死者が出るケースもあるので、
マスコミの報道だけを鵜呑みにして誹謗中傷するのは良くないことだと
感じることができれば良いですが、そのように感じられる人ばかりではありません。

編集部のコメント

マスコミがなぜ叩かれるのか、解説をしてきました。
権威があり、国民への影響度が高い分、
やらせやフェイクニュースが明るみになった際は、当然ですが反感が大きいですね。
最近は印象操作といった言葉もよく耳にします。

マスコミから情報を受け取る側として注意をしたい点は、
「国民への影響度が大きいのだから正しい情報を流しているはずだ」といった思い込みを捨て、
マスコミの構造を理解し、まずは疑ってみることです。

マスコミの言葉を真に受け、よく調べもせずに周りに発信して拡散してしまわぬよう、
一人ひとりが注意していきたいものです。

トイレットペーパー不足のデマ~マスコミ報道の影~

この記事を書いたライター